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lipidic cubic phase法

LIPIDICCUBICPHASEほう

水溶液と脂質を混合すると,水溶液が脂質で囲まれた水チャネルが形成される.膜タンパク質をここに混ぜると,膜タンパク質が水チャネルの脂質部分に再構成され,これが二次元に再構成され,さらに三次元に積み重なると,タイプ1の結晶ができる.一般に結晶は小さいが,溶媒含量が少なく,分解能が高い.(実験医学増刊3210より)

構造生命科学で何がわかるのか,何ができるのか

最先端のタンパク質解析技術から構造情報の活用事例,創薬展開まで

田中啓二,若槻壮市/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです